指定した数値を文字列に変換します。
Str$関数については、戻り値の型が文字列型となります。
使用例
表記例 | 出力例 | 説明 |
---|---|---|
Str(123) | 123 | 指定した数値が正の場合、先頭に半角の空白(プラスの符号を意味します)を含む文字列として返されます |
Str(-123) | -123 | |
Str(123.45) | 123.45 | 少数の丸めは行われません |
Str("123") | 123 | 数値とみなされるものであれば文字列を指定することも出来ます |
Str("あいうえお123") | (エラー) | 数値とみなされない文字列を含むとエラーとなります |
書式
Str(数値)
備考
CStr関数(こちら)などでも同じようなことはできますが、この関数では引数をプラスの数値とした場合に先頭にスペースが付与されるという独特の仕様があります。しかしそのような文字列が欲しいということはなかなかないと思いますので、使う機会はあまりないかと思います。
また、CStr関数と違ってStr関数の場合には、数値とみなされない文字列がエラーになるのもちょっとした違いです。