Avg関数

 指定したフィールドに含まれる値の平均値を返します。

使用例

 レコードソースとして右のようなテーブルを用いるものとします。


表記例戻り値例説明
Avg([数学点数])62.7777777777778指定したフィールドの平均値が返されます
Avg([英語点数])68.8571428571429指定したフィールドの値にNullが含まれる場合は、そのレコードが計算から除外されます(482÷7≒68.86)
Avg(50)50直接数値を指定した場合、全レコードにその値があるものとして計算された平均値が返されます。結果的に指定した値そのものが返されます

書式

   Avg([フィールド名])

 指定できる引数は1つのみです。フィールド名を指定することにより、そのフィールドの値の平均値が返されます。


備考

 ExcelのAVERAGE関数だと「=AVERAGE(88,56,45…)」というように配列状の値を直接指定することが出来ますがAccessのAvg関数ではできません。上記のように数値を1つのみ指定することは可能であるものの、その場合はレコードソースの全レコードがその指定した値を持っているものとして計算された平均値が返されます。