指定したフィールドに含まれる値の個数を返します。
使用例
レコードソースとして右のようなテーブルを用いるものとします。表記例 | 戻り値例 | 説明 |
---|---|---|
Count([受験番号]) | 9 | 指定したフィールドの値の個数が返されます |
Count([英語点数]) | 7 | 指定したフィールドの値にNullが含まれる場合は、そのレコードが個数から除外されます |
Count(50) | 9 | 直接数値を指定した場合、全レコードにその値があるものとして計算された結果が返されます。結果的に全レコード数が返されます |
Count(*) | 9 | Count関数特有の表現で、これでも全レコード数が返されます。 |
書式
Count([フィールド名])
指定できる引数は1つのみです。フィールド名を指定することにより、そのフィールドに含まれる値の数が返されます。
備考
ExcelのCOUNT関数だと「=COUNT(88,56,45…)」というように配列状の値を直接指定することが出来ますがAccessのCount関数ではできません。上記のように数値を1つのみ指定することは可能であるものの、その場合はレコードソースの全レコードがその指定した値を持っているものとして求められた値の個数が返されます。なお全レコード数を求める表現としてCount(*)がよく見らますが、Count(1)などでも求まります。