Excelでいうウインドウ枠の固定にあたる機能です。Accessの場合は列の固定のみ可能で、行の固定はできません。Accessでは列名が定義できる一方で、見出しのような内容をデータとして持つことが想定されていないためです。
なお、クエリでも同じ設定が可能です。
例となるテーブルは右のようなものです。
列が多いためウインドウの右端が見切れていますが、右にスクロールしたときもIDと事業者名が残るようにしてみます。
固定しようとする列(列名)をすべて選択した状態で右クリックすると「フィールドの固定」というコマンドが現れますのでこれを選択します。
固定しようとする列のうち右端の1つだけを選択した状態だと、その列のみが左端に寄せられて固定されます。2つ以上の列を固定する場合はそのすべてを選択する必要があります。
また、1つ下に解除のコマンドがありますので解除するときはそちらを選択してください。
その後に右にスクロールした状態です。
選択していた2つの列が固定されているのがわかります。