指定した値がNullであるかどうかを表す値を返します。具体的にはNullであるときはTrueもしくは-1を返し、NullでないときはFalseもしくは0を返します(クエリやレポート等では-1や0と表示され、VBAのイミディエイトウインドウやメッセージボックスではTrueやFalseと表示されます。VBAでも計算に組み込んだ場合は-1や0として扱われます)。
使用例
表記例 | 出力例 | 説明 |
---|---|---|
IsNull(Null) | -1 | Nullであるときの戻り値は-1です |
IsNull("あいうえお") | 0 | Nullでないときの戻り値は0です |
IsNull("") | 0 | ""は長さ0の文字列でありNullではありませんので戻り値は0となります |
書式
IsNull(値)
備考
Null値を別の値変換する場合はIIf関数とIsnull関数を組み合わせて用いるほか、Nz関数を用いるのも一つの方法です。