StDevP関数

 指定したフィールドに含まれる値から求められる標準偏差を返します。具体的には値の偏差平方和を値の個数で割ったものの平方根が返されます。
 詳しく言うと、集計の対象となるレコードが母集団そのものである場合の標準偏差です。集計の対象となるレコードが母集団からのサンプルである場合(母集団⊃サンプル)に母集団の標準偏差の推定値を求める場合にはStDev関数を用います。

使用例

 レコードソースとして右のようなテーブルを用いるものとします。


表記例戻り値例説明
StDevP([数学点数])16.571580611113指定したフィールドの値の標準偏差が返されます
StDevP([英語点数])16.0127500219452指定したフィールドの値にNullが含まれる場合は、そのレコードが計算から除外されます
StDevP(50)0直接数値を指定した場合、全レコードにその値があるものとして計算された結果が返されます。結果的に0が返されます

書式

   StDevP([フィールド名])

 指定できる引数は1つのみです。フィールド名を指定することにより、そのフィールドに含まれる値から求められる標準偏差が返されます。

備考

 ExcelのSTDEVP関数だと「=STDEVP(88,56,45…)」というように配列状の値を直接指定することが出来ますがAccessのStDevP関数ではできません。上記のように数値を1つのみ指定することは可能であるものの、その場合はレコードソースの全レコードがその指定した値を持っているものとして求められた標準偏差が返されます。