ExcelのLOG関数の場合は対数の底を引数として指定できますがAccessのLog関数では指定できず、常に底はe(≒2.718)となります。
そこで、底の変換公式(Logab=Logcb/Logca)を用いて常用対数(あるいは任意の底を持つ対数)を求めることとなります。
なお、真数(Logabにおけるb)の例として右のテーブルを用います。
まず常用対数(底が10)の例です。
クエリを作成し次のような列を設けます。
常用対数: Log([数字])/Log(10)
データシートビューです。
概ね求める値となっていますが、0.01に対して-2となるべきところでそうなっていないように、若干誤差が出ているのがわかります。
次にその他の底を指定する例です。底を16としてみます。
底16対数: Log([数字])/Log(16)
データシートビューです。