サンプルデータベース(ノースウインド2007)を利用する

 Accessのさまざまな操作方法を学習していても、実際にAccessが業務用システムとして稼働する様子はなかなかイメージできないかもしれません。
 そこで架空の商社Northwindの取引記録をテーマとしたサンプルデータベースが用意されています。
 なお、サンプルとはいえかなり作りこまれており、ここまでやれたらもうプロなんじゃないかという感じです。詳しい内容はとても解説できませんので利用方法のみの説明となりますが、初心者の方はまずこのサンプルで、完成されたシステムがどういうものなのかを感じてみてください。

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 既存のファイルを開いている場合はウインドウ上部の「ファイル」タブを選択し、左側に現れる「新規」をクリックし、テンプレート選択画面に移ります(プログラムとしてAccessを開いたときは最初からこのような画面になります)。


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 スクロールさせていくと「ノースウインド 2007」が見つかります。


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 クリックするとインストール先の選択ウインドウが現れます。
 インストール先を変更するときはフォルダのアイコンをクリックしてフォルダを選択しなおします。
 「作成」をクリックするとファイルが作成されます。

 ところでサイズが2007KBというのは何かの偶然でしょうか。


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 作成されたファイルを開いてみますと、昔のバージョンにはなかったログイン画面が現れます。
 適当な人物を選んでLoginボタンをクリックします。


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 昔のバージョンとはだいぶ趣がちがいます。しかも2016では残念なことに英語版しかないようです。僕の喫茶たいむましんはどこに行っちゃったんですか~;><)
 販売記録、仕入れ記録などの操作や販売記録表示などができますので気合いと根性で手あたり次第操作してみてください。


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 ちなみにリレーションシップの内容もなかなか込み入っています。
 こうしたシステムを構築する場合、まず正しいテーブルの設計が欠かせませんので、このサンプルに負けないシステムを自分で作ってみたいという野望をお持ちの方はまず正規化とリレーションシップについて学習を進めてください。