列をウインドウ内の右側から並べる

 テーブルやクエリのフィールド(列)は通常の場合ウインドウ内の左から並べられ、列数が少ない場合は右側が空白になります。これを左右逆にする方法です。
 ただ、実際のところは(なぜか)右から並んでいるのを左からに直すという方がニーズとしては多いかもしれません。

 通常の場合、テーブルをデータシートビューで開くと左側にレコードセレクタ(灰色の部分)があり、そこを基点として右に向かって列が並べられます。余白は右側にあり、新しい列を設けると右側に向かって増えていきます。


 デザインビューに切り替え、適当なところを右クリックしてテーブルのプロパティを開きます。


 プロパティのうち「方向」の値を「左から右方向」から「右から左方向」に変更します。


 再度データシートビューで開くと、レコードセレクタは右端に移っているのをはじめとして、左右が逆になったのがわかります。ただし、数字や文字列の右揃え、左揃えまでは変わりません。


 なお、クエリやフォーム、レポートにも同じ「方向」プロパティがあります。値は通常の場合「左から右方向」となっていますが、「右から左方向」を既定値にしたい場合は、ファイルタブを開き「オプション」をクリックしてAccessのオプションウインドウを開きます(右画像)。ここで左側のリストから「クライアントの設定」をクリックし、「既定の方向」の項目で「右から左」を選び、最後にウインドウ下部の「OK」(画像に映ってませんが)をクリックすれば完了です。ただし、既に存在するオブジェクトのプロパティは変更されません。