ExcelですとROUNDUP関数がありますがAccessには切り上げの関数はありませんので、別の関数を用いた対応策を示します。
例として右のようなテーブルを用いるものします。なお、ここではマイナスの数値は考慮しません。
クエリを作成して次のような列を設けます。
どちらの列でも機能しますので、お好きな方をお選びください。
切り上げ1: -Int(-[数字]) 切り上げ2: Int([数字])+Sgn([数字]-Int([数字]))
前者は、一度数値をマイナスに変換し、Int関数によりそれと同じかより小さい整数を求め、プラスの値に戻すことで結果的に切り上げを実現しています。
後者はInt関数より整数部分を求め、整数部分と元の数値が等しければ(つまり元の数値が整数であれば)そのまま、等しくなければ(つまり元の数値が小数を含んでいれば)1を足すという操作を行っています。
データシートビューです。
なお、切り上げを行う桁の調整やマイナスの数値の扱いについてはこちらを参考としてください。