隠しオブジェクトを作成(表示)する

 システム開発者のメモ用のテーブルや、単独で開いても機能しないサブフォームのように、ユーザーに開かれたくないオブジェクトもあります。
 こうしたオブジェクトをユーザーから見えないようにするため、隠しオブジェクトという機能があります。ここでは、隠しオブジェクトを作成する方法と、隠しオブジェクトを操作したいときに表示する方法を紹介します。

f:id:accs2014:20170225235051p:plain:right:w300

 まず隠しオブジェクトを作成する方法です。
 ナビゲーションウインドウで隠したいオブジェクト(右の例では「開発記録テーブル」)を右クリックし、メニューから「テーブル プロパティ」を選択します。


f:id:accs2014:20170225235050p:plain:right:w400

 ウインドウが現れますので「隠しオブジェクト」にチェックを入れ、「OK」とします。


f:id:accs2014:20170225235049p:plain:right:w200

 これでオブジェクトは表示されなくなります。


f:id:accs2014:20170225235048p:plain:right:w200

 次に、隠しオブジェクトを操作するときに表示する方法についてです。
 ナビゲーションウインドウの空白部分で右クリックし「ナビゲーションオプション」を選択します。


f:id:accs2014:20170225235047p:plain:right:w500

 ウインドウが現れますので「隠しオブジェクトの表示」にチェックを入れ、「OK」とします。


f:id:accs2014:20170225235105p:plain:right:w200

 隠しオブジェクトが表示されます。
 通常のオブジェクトと区別するため名前の色は薄くなっていますが、もちろん普通に操作(編集)することができます。
 なお、隠しオブジェクトの表示/非表示は、他のファイル(accdb)を開いた時にも適用されますので注意してください。