CSV形式のファイルをインポートしようとしたときに、メニューにCSVファイルの選択肢がなくて迷うことがあるかもしれません。結論としては「テキスト ファイル」を選べばいいだけですが、実際にちょっとやってみます。
まず、インポートしようとするCSVファイルをメモ帳で開いてみます。各データがカンマで区切られているのがわかります。
Accessを開いてインポートを始めます。
「外部データ」タブの「インポートとリンク」にある「テキスト ファイル」をクリックします。
ウイザードが開きます。
何やら選択肢がありますが、先ほど見たようにデータはカンマ区切りですのでそのまま次に進みます。
次の画面でもいくつか設定箇所があります。「フィールド区切り記号」はカンマのままでいいですが、このままでは先頭行が列名とならずただのデータとして扱われてしまいますので、「先頭行をフィールド名として使う」にチェックを入れます。また、「番号」列のデータが「"」で囲まれたままインポートされようとしています。この「"」を除くために、「テキスト区切り記号」のプルダウンから「"」を選択します。
設定変更後の様子です。先頭行が列名とみなされており、また、「"」が除かれているのがわかります。
次に進みます。
データ型塔の詳細を設定する画面です。
ここでは「番号」を「整数型」としてインポートしてみます。
もう少し先がありますが、だいたい以上で終了ですのであとは適宜設定して進んでください。
インポートしたテーブルを開いてみた様子です。
無事にデータを移行することができました。