ゼロ埋めされた数値形式の文字列の左側の0を取り除く

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 ゼロ埋め(ゼロパディング)された数値(のような文字列)の左側の0を削除し、普通の数字に戻す方法です。
 例としてこのようなテーブルのデータを用いてやってみます。


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 クエリデザインです。
 「00123」といった文字列ならVal関数が使えますが\やカンマ、全角数字に対応できません。しかし、CDbl関数やCInt関数といった関数を用いればこれらにも対応できます。
 いろいろな例が考えられますが、以下に2つの例を示します。
 どちらも左側の0(及び\とカンマ)を取り除きますが、前者は数値型に、後者は文字列型に変換します。

ゼロ埋め削除A: CDbl([数字文字列])
ゼロ埋め削除B: Format(CCur([数字文字列]))


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 データシートビューです。
 \やカンマは残したい、という場合はFormat関数と引数で調整します。