レポートの改段は通常左から右に進みますが逆にすることもできます。
レポートのプロパティ「方向」の値を変更するだけですので全く簡単ですが以下で実例を見てみます。
まずは通常の左から右に進む段組みの例です。
レコード(詳細セクション)が左の列の下端に達すると次のレコードは中央の上部に、そして中央の列の下端に達すると次のレコードは右の列の上部に…と進んでいきます。
そこで、レポートのプロパティ「方向」の値を「左から右方向」から「右から左方向」に変えてみます。
するとレコードの並びが左右逆になります。レコードは右上→右下→中央上→中央下→左上→左下と進みます。
ただしレイアウトの起点も右側になるため、画像のように左側が見切れてしまうことがあります。余白や詳細セクション内のコントロールの位置を適宜調整してください。
調整ののち、さらに印刷方向を「上から下へ」に変えてみると…
右上→左上→右下→左下と進むようになります。
宛名ラベルでやってもほとんど意味がありませんが、参考まで。