簡単な関数の利用例です。
テーブルにある「電話番号」列の値をもとに、携帯電話(PHS含む)の番号と固定電話の番号を区別します。
なお、電話番号はハイフン(-)込みのテキスト型で記録されているものとします。
クエリデザインです。
次のような列を設けます。
電話種別: IIf(IsNull([電話番号]),Null,IIf(Left([電話番号],3) In ("070","080","090"),"携帯","固定"))
補足ですが、電話番号がNullからNullを返し、最初の3文字が「070」「080」「090」のいずれかだったら「携帯」を返し、それ以外の場合は「固定」を返します。
データシートビューです。
なお、近いうちに「060」で始まる携帯番号の利用が開始されるそうですので、それに備えて以下のようにしてもよいかと思います。
電話種別: IIf(IsNull([電話番号]),Null,IIf(Left([電話番号],3) In ("060","070","080","090"),"携帯","固定"))
また、さらに細かい話をすると「0800」で始まる、携帯電話でない電話番号があるそうです(0120と同じくフリーダイヤルに用いるそうです)ので、そこまで気にする場合は
電話種別: IIf(IsNull([電話番号]),Null,IIf(Left([電話番号],4) In ("060-","070-","080-","090-"),"携帯","固定"))
としておけば間違いありません。