数字が入りきらないとき「###…」と表示させないようにする

f:id:accs2014:20190228212146p:plain:right:w250

 さて、このような桁数が大きい数字が並んだ列があります。
 この列の幅を狭めていくと…… 

f:id:accs2014:20190228212143p:plain:right:w200


 数字が入りきらない場合に表示が「######…」というようになります。割り算で循環小数が生じた場合が典型ですが、よく見かけることと思います。
 これは数字が切れているのを識別するのには便利ですが、とにかくこの幅でできる限り表示してほしい、という場合もあるかもしれません。

f:id:accs2014:20190228212139p:plain:right:w550

 その場合は「ファイル」>「オプション」でオプション設定画面に進み、「現在のデータベース」にある「数値フィールドの文字切れをチェックする」のチェックを外します。

f:id:accs2014:20190228212133p:plain:right:w200

 その後に改めて列幅を狭めた様子です。
 数字が入りきらない場合、最も下の桁が丸められて表示されます(これは偶数丸めではなく四捨五入です)。
 いかにも見切れてますというように数字が欠けて表示されるのではないので、逆に注意が必要かもしれません。

f:id:accs2014:20190228212128p:plain:right:w200

 さらに狭めて整数部分が入りきらないようになると、指数表記になります。

f:id:accs2014:20190228212211p:plain:right:w200

 さらに狭めると指数表記の表記も省略されてゆき……

f:id:accs2014:20190228212206p:plain:right:w200

 最後には本当に「見切れ」ます;-o-)