各レコードにそれぞれの数値が記録されている中で、値が近い組み合わせを求める例です。
このようなテーブルがあり、各都道府県の面積が記録されています。
面積が近い順に、都道府県の組み合わせを求めてみます。
クエリデザインの画面です。
ここで上記のテーブルを2回(同じものを2つ)表示させます。2回目に表示させた方には「T_都道府県_1」という名前が自動的に割り振られます。
そして下部のグリッドで、それぞれのテーブルの都道府県番号と都道府県名を選択します。
そしてテーブル「T_都道府県番号_1」の方の「都道府県番号」の抽出条件を次のようにします。
>[T_都道府県].[都道府県番号]
これにより、同じ都道府県どうしの比較や、同じ組み合わせの2回目の比較を省きます。
さらに次のような列を設けます。
面積差: Abs([T_都道府県].[面積]-[T_都道府県_1].[面積])
これにより面積の差の絶対値を求めます。
この列の並べ替えを「昇順」とします。これで面積の差が0に近い順に組み合わせが並べられます。
くれぐれも両テーブル間に「線」を引かないように_ _)
データシートビューです。最も面積が近い組み合わせは石川県と福井県でその差は4(平方キロ)で、その次に近い組み合わせは岡山県と高知県でその差は11(平方キロ)であることがわかります。