正規化

正規化とは

正規化は、テーブルを作成していくにあたっての極めて重要な手法です。その意義について、わずかですがここで説明します。テーブル構成の重要性 正規化という手法 正規化の学習に関する注意 テーブル構成の重要性 Accessでは、ユーザーはテーブル上に自由に…

正規化の実例

正規化という手法を理解するには準備としていくつかの知識を整理しておく必要があり、また、若干抽象的な内容になりますので、その利点を含めて理解するまでにはそれなりに時間がかかります。 そこで、詳しい定義よりも先に、ある程度は理屈や利点を示しつつ…

関数従属性

正規化の実際の様子について「正規化の実例」の節でみてきましたが、ここからは正規化の各段階を理論的に整理し理解するために必要な、関数従属性という概念と基本的な類型について説明します。 併せて説明する候補キーとともに、完全関数従属、部分関数従属…

正規形の分類

正規化は第1段階,第2段階…と進めていくことができ、その段階によって分類されています。ここではその分類について示します。 例として示すテーブルは正規化の実例の節で挙げた販売管理に関するものと同じであり、ここではそれを定義に沿って再度見直していく…

非正規化

非正規化とは、正規化を進めることによるデメリットを考慮し、あえて正規化を進めずに留めておくことを指します。 ここでは、非正規化が有効と考えられるケースと典型的な例、そして注意点を説明することとします。 非正規化が有効と考えられる場合 非正規化…

テーブル構成に関する補足

正規化はデータの性質に応じて理論的にテーブルを構成していくためのとても重要な手法ですが、既存のテーブルを正規化していくだけではちょっと実現しないような、思いつきにくい構成もあります。典型的なものについてここで補足します。 履歴管理 削除フラ…