指定した文字列の頭文字を、指定した数値の数だけ繰り返した文字列を返します。
String$関数については、戻り値の型が文字列型となります。
使用例
表記例 | 出力例 | 説明 |
---|---|---|
String(3,"-") | --- | |
String(3,"-+") | --- | 2文字以上の文字列を指定しても、繰り返されるのは最初の1文字のみです |
String(4.4,"-") | ---- | 数値が小数の場合、回数は小数点以下を偶数丸めしたものとなります |
String(4.5,"-") | ---- | 数値が小数の場合、回数は小数点以下を偶数丸めしたものとなります |
String(5.4,"-") | ----- | 数値が小数の場合、回数は小数点以下を偶数丸めしたものとなります |
String(5.5,"-") | ------ | 数値が小数の場合、回数は小数点以下を偶数丸めしたものとなります |
String(0,"-") | (長さ0の文字列) | 数値0を指定した場合、空文字となります |
String(-1,"-") | (エラー) | マイナスの数値を指定した場合、エラーとなります |
String$(3,"-") | --- | $つきの場合、戻り値の型が文字列型となります |
書式
String(数値,文字列) String$(数値,文字列)
備考
簡易な棒グラフの表示に用いることができます。
引数の順序は間違いやすいので要注意です。
なお、複数の文字を繰り返したい場合はReplace関数と併用します。
具体的な例として「あいうえお」を3回繰り返す場合は
Replace(String(3,"x"),"x","あいうえお")
とします。