Oct関数(Oct$関数)

 10進数を8進数に変換します。
 Oct$関数については、戻り値の型が文字列型となります。

使用例

表記例出力例説明
Oct(7)7
Oct(8)10
Oct(4095)7777
Oct(4096)10000
Oct(8.5)10小数点以下は偶数丸めされた上で変換されます
Oct(9.5)12小数点以下は偶数丸めされた上で変換されます
Oct(-100)37777777634マイナスの値は2の補数で表現されます
Oct("100")144文字列を指定することもできます
Oct$(8)10$つきの場合、戻り値の型が文字列型となります

書式

   Oct(数値)
   Oct$(数値)

備考

 2の補数は、数値を一度2進数で表し、それを全ビット反転(0を1に、1を0に変換)してから1を足すというものです。このとき32桁(32ビット)の値として扱われるため、最終的に8進数として表現した際には上記の例のように最初の桁の値が(7ではなく)3となってしまいます。