値のサブタイプ(内部処理形式)を表す値を返します。
簡単に言ってデータ型を表す値を返します。
使用例
表記例 | 出力例 | 説明 |
---|---|---|
VarType("こんにちは") | 8 | 文字列型の場合 |
VarType("12345") | 8 | 文字列型の場合 |
VarType(12345) | 3 | 長整数型の場合 |
VarType(12345.67) | 14 | 10進数型の場合 |
VarType(CSng(12345.67)) | 4 | 単精度浮動小数点型の場合。関数やテーブルのデータ型により型が指定されている場合はそれに応じた戻り値となります |
VarType(#2017/06/15#) | 7 | 日付型の場合 |
VarType(2017/6/15) | 5 | #を伴わない日付は倍精度浮動小数点型とみなされます |
VarType(CDate(2017/6/15)) | 7 | 日付型の場合 |
VarType(Null) | 1 | Nullの場合 |
書式
VarType(値)
戻り値とその意味は次の通りです。
データ型 | 意味 |
---|---|
0 | Empty |
1 | Null |
2 | 整数型 |
3 | 長整数型 |
4 | 単精度浮動小数点型 |
5 | 倍精度浮動小数点型 |
6 | 通貨型 |
7 | 日付型 |
8 | 文字列型 |
9 | オブジェクト |
10 | エラー値 |
11 | ブール型 |
12 | バリアント型(バリアント型配列のみに使用) |
13 | データアクセスオブジェクト |
14 | 10 進数型 |
17 | バイト型 |
36 | ユーザー定義型を含むバリアント型 |
8192 | 配列 |
備考
似たようなはたらきをする関数としてTypeName関数(こちら)があります。