CStr関数

 値を文字列型に変換します。

使用例

表記例出力例説明
CStr(1000)1000
CStr(4.5)4.5小数の丸めは行われません
CStr(-1)-1
CStr("あいうえお123")あいうえお123文字列を変換できるのは一見当たり前ですが、Str関数を使うとエラーになりますので注意が必要です
CStr(#2017/09/16#)2017/09/16
CStr(CBool(1000))TrueCBoolの戻り値は-1(クエリの場合)ですが、ブール型ですのでCStr関数で変換するとTrueとなり、整数型等の-1を変換した場合とは異なる結果となります
CStr(100+200)300式を指定した場合は計算結果が文字列に変換されます
TypeName(CStr(1000))String文字列型と判定されます

書式

CStr(値)

備考

 似たような関数としてStr関数(こちら)がありますが、Str関数の場合は値がプラスの場合に先頭にスペースが付くという仕様があり、CStr関数の場合は付きません。また、Str関数では漢字ひらがな等を含む文字列を指定するとエラーとなります。CStr関数の方が扱いやすいものと思います。