フォームでTabキー等によるレコードの移動を防ぐには、「Tabキー移動」プロパティの値を変更します。
ただしこの方法ではPageUp、PageDownキーでの移動は防げません。
実際にフォームのデザインビューで設定を変更している様子です。
「Tabキー移動」プロパティのデフォルト値は「すべてのレコード」ですが、これを「カレントレコード」に変更します。
フォームビューです。
レコードの最後のコントロールでTabキーを押しても……
レコードは移動せず最初のコントロールに戻ります。
さて、「Tabキー移動」プロパティの選択肢として「カレントページ」というものがあります。
通常、これを選択しても「カレントレコード」と同じ結果になりますが……
さらに改ページコントロールを置くことにより、分割されたページ内でのカーソル移動となります。
この設定で、レコードの最後のコントロールでTabキーを押すと……
やはりレコードは移動しませんが、カーソルは改ページコントロールで分割された下半分ページのうちの最初のコントロールに移動します。
なお、この設定で、上半分のページでTabキーを何度押しても、なぜか最初のコントロールである「会員番号」(タブオーダーが0)にカーソルが移動しません;-o-)
同様の症状になった場合は不可視の非連結テキストボックスを置いてタブオーダーを0にしておくなどの対策が必要です。