Sum関数

 指定したフィールドに含まれる値の合計を返します。

使用例

 レコードソースとして右のようなテーブルを用いるものとします。


表記例戻り値例説明
Sum([数学点数])565指定したフィールドの値の標準偏差が返されます
Sum([英語点数])482
Sum(50)450直接数値を指定した場合、全レコードにその値があるものとして計算された結果が返されます(50×9=450)

書式

   Sum([フィールド名])

 指定できる引数は1つのみです。フィールド名を指定することにより、そのフィールドに含まれる値から求められ合計が返されます。

備考

 ExcelのSUM関数だと「=SUM(88,56,45…)」というように配列状の値を直接指定することが出来ますがAccessのSum関数ではできません。上記のように数値を1つのみ指定することは可能であるものの、その場合はレコードソースの全レコードがその指定した値を持っているものとして求められた合計が返されます。