境界線と枠線の設定の違い

 各種コントロールのプロパティとして「上(下左右)枠線のスタイル」というのがあります。しかし、単にこの値を「実線」にしても何も表示されません。そこで、さしあたりそれぞれの設定方法の違いについて示します。
 ただし、両者の意味合いの違いや「レイアウト」の意義についてここでは深く触れませんのでご注意ください。

 まず、境界線の確認です。デザインビューでコントロールを置いた時点で既に見える細い線、これが境界線です。
 印刷プレビュー上で見えるかどうかはプロパティの「境界線スタイル」の値により設定できます。「実線」に設定していると…。


 当然ですが印刷プレビューで実際に線がひかれているのが確認できます。


 一方、各コントロールには枠線に関するプロパティもあります(詳しくは下記の画像を参照)が、単にこれらの値を変更しても何も表示されません。
 枠線を設定するにあたっては、「レイアウト」を「表形式」または「集合形式」に設定する必要があります。この操作は一種のグループ化ですので通常は複数のコントロールを選択したうえで設定しますが、ここでは1つのコントロールに対して「集合形式」となるように設定してみます。


 すると、コントロールを再度右クリックしたときに「枠線」が選択できるようになります。そこで「水平/垂直」を選択してみると…


 プレビューで表示した際に枠線も表示されます。


 枠線に関する細かい設定はコントロールのプロパティから設定できます。具体的には枠線のスタイルと色、幅、スペースが設定できます。スペースというのは境界線からの距離で、大きい値にするほど枠線は境界線の外側に離れていきます。
 例として幅を3ポイント、スペースを上下左右それぞれ1cm強の値にしてみます。


 プレビューはこのようになります。
 なお、「配置」による整列の基準となるのはあくまで境界線の方です。